昨日は長男の小学校の運動会でした。
徒競走では見事に1位になってくれた長男。
親バカで嬉しくてすぐに褒めてあげようと
思いましたが、走り終えた後の様子を見ていたら
涼しい表情をしていたのが印象的でした。
仕事が終わって帰宅してから
「今日は1位おめでとう!」と讃えながらも、
不躾ながら「今日は本気で走ったのか?」と
ストレートに疑問を投げかけてしまいました。
すると、意外な言葉が返ってきました。
「パパが小学校の時はどうだったの?」
まさか私の心の中を見透かしたのか、
逆に痛い所を突かれてしまいました(^_^;)
遡ることかれこれ30年前の雅和少年(笑)
彼は運動に関してはそこそこ何でも出来て、
良くも悪くも(?)ちょっとだけ先のことを
考えられる変わった小学生でした。
学年に40人の男子が居ましたが、その中で
徒競走は上位の方だったと思います。
当時学年で1位になったことはありませんでした。
もっと正確に言うのであれば、努力をして1位に
なりたいという欲がこれっぽっちもなかったのです。
仮に1位になってしまうとどんなことが起こるのか。
・表彰をされて人前に出なければいけない。
・小学校の強化選手に選ばれてしまうと
放課後残って練習しなければならず、
友達と遊ぶ貴重な時間が減ってしまう。
・皆にライバル視されて、そんなプレッシャーと
常に共存して生きていかなければならない。
そんなことを考えると何だか面倒になってしまい、
程よく手を抜いて学校生活を送ってました(笑)
5年生までの先生が私をどう見ていたかは
わかりませんが、6年生の時の担任の先生は
どうやら私の性格を見抜いていたようです。
「お前は町の大会に出る気はあるのか?
あるんなら是非お前を推薦したいけど、
やる気がないんなら無理には言えないから。」
それに対し、「正直出たくはありません。」と
はっきり断ったんですから、今思えば正真正銘の
馬鹿としか言いようがないですね(^_^;)
その後の我が人生にそんなツケが回って
来ていることはいうまでもありません。。。
家業を継ぐと決めてからは特に死に物狂いで
努力するようになりましたが、大~変です((+_+))
今思うことは、その時その時を精一杯頑張らなければ
ならないことと、もし1位を取れるチャンスがあれば、
しっかりと逃さずに掴んだ方が絶対に良いということ。
もちろん長男が私と同じとは限りませんが、、、
私のように後悔しないように生きてもらえるよう、
私の失敗談を楽しく語ってみようかな~と思います。
※長文に最後までお付き合いを頂きまして、
誠に有り難うございました<m(__)m>