※思いのほか長文になってしまいましたが、
最後までお付き合い頂ければ幸いでございます。

 

 

人間、誰かしらに色んなことを絶えず言われながら
成長をしているのではないかとふと思うことがあります。

それが心に響く励みになる言葉であったり、はたまた
心に刺さるショックを受ける言葉であったり。。。

 

まだ30数年の我が人生ではありますが、、、

私にはまさに人生の“修行”をさせて頂いたと言っても
過言ではない、そんな聖地のような場所が存在します。

そちらでの数年間というのは『楽しい』が1割弱、
『辛い』が9割強といった所だったでしょうか(笑)

私の中では曲がりなりにも頑張ってきたという
想いはあったのですが・・・

「お前なんか辞めても、お前の変わりはいくらでもいる!」

辞める時に言われたこの一言に、その数年間の
全てを否定されたように感じました。

密かに労いの言葉を期待していたので、本当にがっかり
しましたし憎悪の気持ちが芽生えてしまったほどでした。

 

それからというもの、絶対に見返してやりたいという
不純な動機でがむしゃらになっていた気がします。

私自身、今よりも若かったのでしょうね・・・(^_^;)

 

そんなある日、私に衝撃の一言を言ったその方に
偶然再会する機会がありました。

何年か経ってるけど、会うのは気まずいナァ・・・
というのが私の本音でした。

しかし、再会後その方の口から発せられた言葉に
何とも言えない複雑な感覚に陥ってしまったことは、
今でもはっきりと覚えています。

「風の便りに聞くことがあるんだけど、頑張ってるね~。
うちで働いてくれた卒業生が頑張っている話を聞くのは、
本当に嬉しいものだし誇りに感じるよ。」

もし再会した際にはあの時の言葉の真意を聞いてみよう
なんてどこかで考えていましたが、そんなことは正直
どうでもよくなっていました。

 

結果的には、あの一言があったから今の自分がいる!

(当時の自分がどう感じたかというのは別として)
今素直にそう感じるのであればそれで良いのだと思います。

 

人の言葉というのは本当に奥が深く有り難いものです。

何年か経ってその意味が変わり、自分の人生に
多大な影響を与えていることがあるのですから。

日常生活の中で一瞬心ない一言と感じてしまうようなことも
正直ありますが、わざわざ言葉を掛けて下さる方には心から
感謝して良い解釈をできる人間になりたいナァ。

そんな風に感じている今日この頃です<m(__)m>