この時期になると、思い出す話があります。
6、7年前に私の父親が私の友人から聞いた話です。
それを当時又聞きしたので曖昧な所もありますが、
今でも印象に残っています。
当時、私の友人は家業を継ぐために修業をしていました。
修業先まで行くのに冬は雪道を運転するため、
朝は6時前に家を出なければならなかったみたいです。
「大変だねぇ」と私の父親が言ったのかどうかはわかりませんが、
その友人は「おれなんかよりずっと大変な人はいっぱいいるから、
おれなんて全然大変なんかじゃないよ」と言っていたそうです。
「あの会社に勤めている人の中で、おれは一番近くに住んでいるから。
だから、おれは自分が大変だなんて全然思わないよ。
普段一時間かけて運転して会社に来てる人がいるんだけど、
その人は冬だと毎日一寸先が見えない位の吹雪の中を運転して
来るから、二時間以上かけて本当に命懸けで通勤してきてるよ。
そういう人は仕事に対しても命懸けで、まさに一生懸命という言葉そのものだよ。」
父親がそれを聞き感心している時、さらに友人は続けて話したそうです。
「その人は冬の朝は4時半に家を出てくるんだけど、その人の奥さんは
さらに早起きしてご飯を作って、その人がいつも健康で居れるように
頑張っているから、もっともっとすごいと思うよ。
だから、おれも母ちゃんにたくさん感謝しないとなぁ。」
当時の私はまだ学生でしたので、ビックリしてしまいました!!!
同い年の友人が、そんな事を感じながら生きているのかぁ・・・と。
正直、取り残されてしまったような気持ちになったのを覚えています(+o+)
今、学生とは違う社会人という立場で改めて思う事・・・
毎日もちろん頑張って仕事をしてるけど、
決して命懸けとは言えないなぁ(@_@;)
友人にも負けないように
もっともっと頑張らなきゃなぁ!!!
それと・・・
お客様はもちろん、誰に対しても常に
感謝の気持ちを忘れてはいけませんね!!!
この話を、その友人と改めて話せる機会があればなぁと思います♪♪♪
もちろん、お酒の席ではない所で(笑)
ちなみに・・・
会話の内容は全て山形弁だと思います(^_^;)
素晴らしい友人ですね。
人はどうしても、自分の辛い事ばかり見えがちです。
しかし、三代目の友人は、周りの人そして、その人を支えている人まで見えていて、そしてそれを自分に置き換えて考えて。
自分を支えている、母親に感謝している。
その人はきっと、感謝の気持ちを母親に伝え表しているんだろうな。と、感じられます。
私も見習わなければ!と、思いました。
三代目も、奥様に、そして、母親(ママさん)に感謝の気持ちをぜひ伝えてください。
特に親に対しては、恥ずかしさもあり感謝の気持ちを表せず、伝えられず、つい、そっけなくしてしまう事が多くあるかと思います。
感謝の気持ちは、表さないと!
言わなくても解るだろう?伝わってるだろう?はエゴですよ。
長くなりました。
書いている、私が、耳が(胸が?)痛くなってきましたので、終わりにします。・・・それではまた。