また前回の続きを書かせて頂きます。
良い恩師に恵まれ、少しずつではありますが
小学生という立場に慣れていきました。
それでも、周りの生徒に比べたらまだまだの
存在であるというコンプレックスがありました。
極度のあがり症で、授業中に発言しようと
すると顔が真っ赤になり、声が震えてしまう
のは、本当に嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そんな私にある転機が訪れます。
小学校3年生の頃、夏休みの課題として提出、
そしてクラスで心臓バクバクになりながらも
どうにかこうにか発表を済ませた自由研究。
なぜかそれが先生方に受けてしまい、
クラスの発表会だけではもったいない。
3・4年生合同の発表会を開くから、
そこでも是非発表をしてくれないか。
担任の先生に嬉しそうにお願いされて、
ただただビックリ。
光栄な話ではありましたが、、、
本音としてはもちろん断りたかった~。。。
しかしながら、3年間この担任の先生にどれだけ
お世話になったのか、そしてまた先生の喜んだ顔を
見てみたい。
そんなことを思いながら、恩返しのつもりで
思い切って引き受けることにしました(^_^;)
当日までの約1週間、恥をかきたくなかったし、
発表の練習をとにかく頑張りました。
もしかしたら、あれが人生で初めての努力という
ものだったのかもしれません。
迎えた当日。
不思議なことにいつものような緊張感はなく、
発表の途中にアドリブを入れたり、楽しんで
くれているかなと3・4年生総勢150人以上の
顔を見れるほどの余裕までありました。
俺だってやれば出来るんだと自身の成長を実感し、
人生に希望の光が見えた瞬間でありました。
ただ、、、
そう上手くばかりは行かないのが人生というもの。
この後一体何があったのか。。。
続きはまた後日。