家業を継ぐ前に修業をさせて頂いていた会社で、
「人生で自分の身に起こるあらゆる出来事に
感謝しながら生きなさい!」と教わりました。
生きていると自分にとって善いことも悪いことも
あるけど、あるがままを受け止めなさいという
意味でもあったような気がします。
あれから早10数年が経ちます。
もちろん意識はしていますが、私という人間は
つくづく未熟者で、そのような悟りの境地には
全くもって達する気配はございません(^_^;)
事あるごとに行く手を遮られ、横槍を入れられ、
我が人生は何て煩わしく邪魔が多いのだと
ストレスばかりが増えて嘆く日々。。。
心の弱さから、何度も自暴自棄になってしまい
そうになりますが、どうにか持ち堪えております。
ヘラヘラと自慢話ばかりをし、自分のことを
誇張するのが上手な輩もいますが、私はあまり
そういったことをするのは正直好きではない。
ただ単に自己アピールが下手なだけですが(笑)
しかしながら、10数年前当時に比べると
私のようなちっぽけな人間でも認めてくれる人が
それなりに増えてきているようにも感じます。
眼鏡士としてであったり商人としてであったり、
はたまた純粋に一人の人間としてであったり、、、
いくつになっても認めてもらうということは
嬉しいことだなと思いますし、それが日々を
乗り切るためのやりがいであったりします。
“相手を認めれば、自分も認められる。”
こんな風に言われることもありますが、
関わる全ての方への敬意を忘れずに、
謙虚にして驕らず生きてまいりたいと思います。
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