長文でしかもかなり個人的な話になってしまいますが、
どうかお付き合い頂ければ幸いでございます<m(__)m>

 

 

3月1日と言えば・・・

“高校の卒業式”ですね!

 

18歳で高校を卒業したあの日から
今日でちょうど18年ということになります。

 

 

今だから言える話ですが、当時の私には
『夢や目標』というものが正直何もありませんでした。

同い年で就職を決めている友人がいたことには、
本気で頭の下がる思いでいました!

 

「これからの時代、大学は行った方が良い!」

高校の方針に素直に従うかのように、とりあえずで
進学してしまっていたのでした。。。

 

「たくさん資格を取りたい!」

「バイトをしたい!」

「サークルに入りたい!」

「心理学や哲学を学んでみたい!」

「彼女を作りたい!(笑)」

等々、大学生らしいことしてみたいナァなんていう
漠然としたイメージだけで生きていたような気がします。。。

もちろん、家業を継ごうなんて考えも
全くもってなかったわけであります(笑)

 

 

そんな私がなぜ、家業を継ぐという
一大決心をしてしまったのか。。。

大学2年生の時、『商業史』という講義を
受講していたのですが、その中で
「自分の生まれ育った地域の商業の歴史を調べる」
という課題を出されたことがありました。

提出まで半年ぐらい余裕があると油断をしていたら、
提出期限の3日前にそんな課題があったと思い出し・・・

父に相談をしたら大目玉をくらったのは
言うまでもありません(笑)

 

しかし、その後父から意外な提案がありました。

「お前がもし嫌でなかったら、じいちゃんから
精工堂の歴史を聞いてみるというのはどうだ?」

祖父から話を聞けば当然跡継ぎの話をされるのは
知っていたので、あまり乗り気ではありませんでしたが、

「その話にならないように俺から釘を刺しておくから!」

という父の気遣いもあり、聞くことになりました。

 

それ以前も幾度となく祖父から商売の話は
嫌々ではありますが聞かされていました。。。

しかし、この時だけは嫌ではありませんでした!

祖父が水を得た魚のように嬉しそうに、そして
楽しそうに創業当時のことを話し出したのです♪

あの時のじいちゃん、今でもはっきりと覚えていますし、
自分のことのように話に聞き入ってしまったのでした。

 

「家業を継ぎたくない!」から
「家業を継いでみても良い!」へ。

まだ36年の人生ではありますが、、、

カッコ良く言ってしまえばあの瞬間が我が人生の
ターニングポイントだったのかもしれませんね^^

 

 

高校の卒業式から早18年・・・

正直中身は何も変わっていないような気もしますし、
自分が立派になったなんて全くもって感じません(^_^;)

 

ただ、自分の力なんて大したことはなくても、
感謝の気持ちを持って誠実に生きていれば、周りの人が
助けて支えてくれるというのは日々痛感しています☆

本当に本当に有り難いことですね!

 

“自分は出逢いに恵まれている人間なんだナァ”という
まとめにて、本日のブログを締めたいと思います☆

 

 

最後までお付き合い頂きまして、
誠に誠に有り難うございました<m(__)m>