長文です。。。
当店お客様との実際にあったお話。
登場人物はまもなく90歳になるおばあちゃん(以下:Aさま)と、
その娘さんで60歳になるお母さん(以下:Bさま)。
Aさまのメガネは約15年使用、レンズのコーティングが
まるっきり剥がれてしまっている状態。
そんなAさまにメガネを新調してあげたいBさまでしたが、
「いつまで生きられるかわからないから(笑)」と
Aさまは断固として応じる気はありません。
そこで、Bさまにあるお願いをされました。
前回(15年前)と同度数でいいから新しいレンズを注文して欲しい、
そしてそのレンズが届いた時に30分だけと言ってAさまのメガネを
預かって持ってくるのでその間に加工してレンズ交換して欲しい、
その後申し訳ないんだけどうちまでメガネを届けに来て、
その時に一言「30分時間を掛けてレンズを磨きました」と言って欲しい。
正直少し戸惑いもありましたが・・・
Bさまに言われた通りに実行させて頂きました。
「30分磨いてもらうとこんなにも見やすくなるんだねぇ!?」と
Aさまには大変喜んで頂き、満面の笑みだったのがとっても印象的でした!
ただ一つ、私の中でスッキリしないことが。。。
Aさまのお役に立てたのは何よりなのですが、感謝されたのは私だけ。
Bさまは果たしてそれで良かったのか・・・?
Bさまは親しいお客様なので、どうなのかと聞いた所、
「本人(Aさま)が喜んでくれてるんだから、それだけで十分だよ^^」
という返事でした。
自分がしてあげた!と本来言いたいはずだと思いますが。。。
一連の流れを通して、Bさまの器の大きさに感動させられたのでした!
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